今回はセカンドビザの労働証明書を買うと
どうなってしまうのか?をお話しします。
結論から言うと、、、
「強制帰国+今後3年間の入国禁止処分」
です。
すごく厳しい措置がとられます。
オーストラリアには他国のワーホリには無い
素晴らしい制度、セカンドワーホリがあります。
特定の仕事に88日以上就けば
2年目のワーホリも楽しめてしまうという制度です。
その裏で暗躍する闇ビジネスが存在します。
それがセカンドビザ労働証明書の売買です。
労働証明書を売ってくれる業者がいるのです。
1枚500ドル~高いと1000ドル以上の値段で
売買されているようです。
・ファームに行きたくない、でもセカンドが欲しい。
・もうファーストビザが切れるのでファームに行っている暇はない
こういった人がたくさんいるからビジネスとして成り立ってしまいます。
でもオーストラリアの移民局は目を光らせています。
労働証明書を買った人で
買ったことがバレてしまった人には手紙が来ます。
「強制退去1か月以内+3年の入国禁止」
という内容の手紙です。
買ったことがバレてしまうのは
仲介業者が摘発されてそこにあなたの名前があった時。
その瞬間にアウトです。
手紙はあなたの住所に郵送されてきますが
もしあなたがタイミング悪く引っ越してしまって
手紙を受け取れないまま、一時帰国などしてしまうと
荷物を残したまま、友達にも挨拶できず
仕事もそのままに、3年間の入国禁止です。
管理人の実体験ですが、
ファーストが終わって一時帰国し
再度入国した時に別室に通されたことがあります。
何も悪いことはしていないですが、ヒヤヒヤしました。
別室に通された瞬間から質問ラッシュがはじまります。
・どの地域で働いたのか?
・時期とファームは?
・農場の名前は?
・コントラクターは誰?
・仕事の種類は?
とどんどん質問され、最終的に
電話を出して、雇い主に電話すると言い出します。
管理人はすべての書類、給与明細
労働証明書もパスポートと一緒に持っていたので
電話されても平気でした。
当時のコントラクターに電話して
そのコントラクターから審査官に説明をしてもらい
無事入国できました。
もし、証明書を買っている人が
こんな質問や電話をされたら
ひとたまりもありません。
そのまま飛行機でとんぼ返りです。
そして3年間の入国禁止処分。
2年目の楽しい計画やワーホリ生活が
台無しになってしまい、ちょっとズルしただけで
3年間もオーストラリアに帰ってこれなくなります。
すごくもったいない話です。
うまい話には乗らないようにしましょう!
労働証明書はパスポートと同じくらい
重要な書類になりますので大切に保管し
一時帰国の場合はパスポートと一緒に
携帯して入国しましょう。
別室に通されても安心できます。
だいたいさっきの質問と最後の電話の流れで
進んでいきます。
ファームで撮った写真とかも
持っていると証明になりますね。
移民局はかなり厳しく審査をしてきますから
ズルをすれば見つかるし、正当に取得していても
怪しんできます。
書類などは準備しておきましょう!